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創立記念降誕会とは?
建学の精神を伝えることで、龍谷大学の創立記念日と、浄土真宗宗祖親鸞聖人の御生誕日を全学を挙げて御祝いする行事です。
その歴史は長く、明治20(1987)年、龍谷大学の前身である普通教校の学生有志によって、5月21日の親鸞聖人の御生誕日をお祝いするために始められた行事が本学における降誕会の始まりです。
その後、大正11(1922)年5月20日に旧制大学令によって、本学が龍谷大学として認可を受け、本学の創立記念日を翌日の5月21日に定めました。それにより、5月21日の親鸞聖人の御生誕と本学の創立記念を一緒にお祝いするために「創立記念降誕会」と名前を変更し、現在に至っています。
龍谷大学第99回創立記念降誕会実行委員会
当実行委員会は全学行事である創立記念降誕会を運営するため、以下の4つの部署に分かれて活動を行っています。
本部 下記の3部署の統括・サポートを行っています。また、対外的な活動も行っています。
運営部 学外に協力を依頼するために交渉を行っています。
企画部 創立記念降誕会を盛り上げるためのイベントの立案・運営を行っています。
広報部 広報物の作成や、イベントの告知を行っています。
龍谷大学の「建学の精神」
龍谷大学の「建学の精神」は「浄土真宗の精神」です。
浄土真宗の精神とは、生きとし生けるもの全てを、迷いから悟りへ転換させたいという阿弥陀仏の誓願に他なりません。
迷いとは、自己中心的な見方によって、真実を知らずに自ら苦しみをつくり出しているあり方です。悟りとは自己中心性を離れ、ありのままのすがたをありのままに見ることのできる真実の安らぎのあり方です。
阿弥陀仏の願いに照らされ、自らの自己中心性が顕わにされることにおいて、初めて自己の思想・観点・価値観等を絶対視する硬直した視点から解放され、広く柔らかな視野を獲得することができるのです。
本学は、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育成します。このことを実現する心として以下5項目にまとめています。これらはみな、建学の精神あってこその心であり、生き方です。
すべてのいのちを大切にする「平等」の心
真実を求め真実に生きる「自立」の心
常にわが身をかえりみる「内省」の心
生かされていることへの「感謝」の心
人類の対話と共存を願う「平和」の心